消費者運動は迷惑消費者の存在を、見て見ぬふりをしてはなりません。

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さて、今回の記事は、

消費者運動は迷惑消費者の存在を、見て見ぬふりをしてはなりません

を書きます。



先日、消費者法ニュース８８号が届きました。

この消費者法ニュースという３ヶ月に一度発行される雑誌、

非常に勉強になるのですよ。　＾＾


最新の消費者被害や零細企業の被害例を多く知ることが出来るのです。

新聞の三面記事に飽き足らなくなっておられる方には

おススメですよ。　＾＾


判例が多く掲載されておりますので、

この消費者法ニュースを定期購読されて、それを熟読されるようでしたら、

俄かな連中とは、全く異なることにもなれます。　＾＾



ここまでは、まことに結構な消費者法ニュースなのですが、

真吾オジサンは不満もあるのです。



それは、迷惑消費者に対する言及が全くないことにあるのです。


それもそうかな・・・と思う反面、

やはりこれではダメだなとも、申し訳ないのですが思っております。


この消費者法ニュース、名前と掲載されている記事から見ると、

真吾オジサンの勘ぐりでは、消費者問題に携わっておられる弁護士の先生・

大学の先生・消費生活相談員の先生・司法書士の先生・消費者団体などが

購読者に多いのではないでしょうか？


政治家の先生も寄稿されておられますので、

そういう先生方も多いかもしれませんね。　


一般の人向けにしたら、書いてある内容が高度なようにも思いますからね。


こういう先生方は、良からぬ企業を退治することに

多くの力を注がれていらっしゃると思うんですよ。


ですから、消費者のために勝ちとってきた判例を掲載されることは

いいことだと思うのです。

これらは未来に多く役立つことに間違いはないように思います。

素晴らしいことです。



ただ、提言のようなことをされるときは、

迷惑消費者の問題には目を向けてはおられませんね。

これは、非常に良くないことです。




仕事の現場ではこういうことがしばしばあるのですよ。



新聞とか、テレビで、ある消費者被害のことを報道されると、

これを見て、知恵熱が出た輩が、

「～の仕事は、どこも、こないだ報道されたようなことをしているのだな・・・」

と勝手に早合点するのです。　＾＾；


人並みの仕事・人並み以上の仕事をされておられるところでも、

この早合点の輩にかかると、

悪徳業者のレッテルを貼られてしまう・・・


「そうではないですよ」

といくら伝えたところで、

言い出したら、どんなに説明をしても聞かないようなことをしだすのです。

このような連中なりに、無謬性を保とうとするわけですね。

ババアなんか、この手が多いですね。　＾＾


この構図が、非常に多いのです。

多いなんてもんじゃないくらいに多いのです。



消費者運動の折角の成果が、このような迷惑消費者によって

悪用され、人並みの業者さんが、余計な風評被害に悩まされる・・・

このような構図が、間違いなくあるのです。



真吾オジサンが上記したようなことをされたことのない業者さんって

いらっしゃいますか？

１００人業者さんがいるとしてですよ、

そのなかで一人でもいらっしゃいますか？

それどころか、１０００人の業者さんのなかで、何名いらっしゃいますか？


こんなことは、販売の最前線で３ヶ月でも販売したご経験があるようでしたら、

だれしも嫌になるくらいにご経験をされることだと思いますよ。


にもかかわらず、この迷惑消費者に悪用されかねないことに対する配慮がない・・・


消費者運動をされておられる先生方は、

今後、何らかのご提言をされるときは、この点にも、

ご配慮頂けないものでしょうかね。　


こうできないような消費者問題の先生は、

真吾オジサンに言わせれば、見て見ないふりをしているに過ぎないと思いますよ。


これでは「消費者運動」ではなく、「消費者屋」とでもいったほうがいいですね。

「運動」という美名は、「高い志」が感じられるようでないとね・・・



迷惑消費者の存在を、見て見ぬふりをしていていたり、

「しようがない」ですませているようでは、

申し訳ないのですが、「高い志」とは、お世辞にも言えないように思いますよ。




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