（株）スズヤジュエリー・（株）悦洋商会の倒産（破産）について。

リンク・フリーです。


先日、ネットサーフィンをしておりますと、このことについて書いた記事を見つけました。


貴金属卸・催事販売をされておられた会社です。


（株）スズヤジュエリー・（株）悦洋商会の所在地は、

愛知県名古屋市中区栄５－１８－５です。

代表は古川洋三さん。



（株）スズヤジュエリーの負債が約３億円で、

（株）悦洋商会の方は４億５０００万円だったようです。



債権者は、

（株）スズヤジュエリー+㈱悦洋商会の債権者	債権額／千円
栄光時計（株）	159,477
（株）伊東商店	159,031
名古屋市信用保証協会	130,232
三菱東京ＵＦＪ銀行	94,959
三井住友銀行	66,852
愛知県信用保証協会	61,580
ラザール・キャプラン・ジャパン・インク	31,500
（株）五幸商会	10,590
公益財団法人名古屋市小規模事業金融公社	9,447
（株）明治堂	9,297
名古屋市小規模事業金融公社	7,792
トヨタファイナンス（株）	6,178

600万円以上

この債権の額を拝見いたしますと、

そこそこの規模の会社だったのだと思います。


このくらいの規模の会社なら、全国各地にある規模の会社だと思います。



ところで、名古屋では、今年、美宝堂の倒産もありましたよね。

そこの専務が逮捕されておられましたよね。


どちらの倒産も、きっと販売不振が大きかったのだろうなと思います。



会社って規模が大きくなると、競争力はつくのです。

ですから、どこもかしこも

「会社を大きくしたい！」

ということになるとしたものなのです。


しかし、反面、傾くとこれが早いのです。

これまたこのようなものだと思いますね。




宝石業界が篩にかけられているように思いますね。


もともとジリ貧傾向だった宝石業界に

クレジットの与信の厳格化でそうなったのです。


そして大震災で一段とそうなったように思いますね。



でも、業者さんも消費者も変わらないですよね・・・

新しいビジネスモデルが登場しない・・・


昔の通りの販売方法をしないと、

「ここは仕事というものが分かっていない」

くらいに思う、頭の変に堅い業者さんって多いですもんね。


昔通りの販売方法にしがみついている業界のベテランが多いのです。


こういうところの会社から出てくるアイデアなんて、

せいぜいが自社割賦をしてこの大変な時期を乗り越えよう！

くらいのもんでしょう？


これではね・・・


こういう発想の延長線上では生き残ることが

相当に難しいと思うのですけれどね。



呉服の世界ですが、愛染蔵・たけうちの場合なんかを見るとね。

愛染蔵もたけうちも年商は他社が羨むほどだったのです。

信用調査会社でも、この倒産前にはいい点数にしていたくらいなのです。

しかし、過量販売問題の表面化で、あっという間に・・・

こうなりましたよね。


自社割賦をしてでも生き残ろう！という会社なんて、

それが仮に上手くいったところで、所詮はこうだと思いますけれどね。



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