訪問販売について。

リンク・フリーです。



さて、今回の記事は、訪問販売について書きます。


まずは、こちらのブログの記事をご覧くださいね。　＾＾


　TANACOMPANY.com　　きみはどこへいく？



こう書いてありましたね。


１８歳のお嬢様学校出身の女性が、訪問販売をされて、


「わたし・・・電話でアポが取れると、外に・・・

　会社の外に出れるんです。　それがすっごく嬉しくて」


「気が滅入りますよ。朝、出社したら電話帳を渡されるんです。

　後は電話の前に座ってひたすらアポ電話。

　９割９分９厘の人が話しなんか聞いてはくれない」


「・・・アポ取れて、外に出れるときが一番幸せ。

　あの空間にいたら気が滅入っちゃうもん」




真吾オジサンは、随分前に「お色気営業について」という記事を書きました。


　宝石メモ・ブログ　お色気営業について。



このお色気営業をされていた女性のことを、

このブログの記事を拝見しているうちに思いだしました。


ある先物関連の会社の営業ウーマンだったこの女性は、

それは綺麗でスタイルのいい女性でした。


お世辞抜きで、どこの大学のミスコンでも、

上位入賞は疑いないくらいに綺麗な女性でした。


その女性が、それは短いスカートをはいて

訪問販売をされておられたのです。



この女性も、やはり電話でアポをとるべく御努力をされておられました。

電話帳を見ながら、手当たり次第にアポを取るべく、

頑張っております！とよく言っておられました。



この女性も、このブログの記事の１８歳の女性と同様に、

会社の外に出たがっておられたのもしれませんね・・・



この女性から、こんな話を真吾オジサンは聞いたことがあるのです。



その女性　「実は・・・　営業で外に出れると嬉しいんです。」


真吾オジサン　「そうですか・・・　なかなか契約をとることが難しそうなので、

　　　　　　　　　　大変かなぁとは思っていたのですが・・・」


その女性　「実は・・・　会社の中では、男の子同士が殴りあったりしているんです」


真吾オジサン　「・・・」


その女性　「ですから、私・・・会社にいたくないんです」


真吾オジサン　「・・・」


その女性　「ですから、私、会社から外に出ると、あるところにある

　　　　　　　　大きなぬいぐるみに、よく顔をうずめたりしているんです・・・」



こういったお話をこの営業ウーマンに伺ったことがあります。



この女性は、

「私と同期の人は、もう私だけになりました」

ともおっしゃっておられました。



訪問販売の世界で働く人は、程度の違いはあることでしょうが、

似たようなところがあるのでしょうね。



これ、消費者の方にも、事業者の方にも、

ぜひ、知っておいて頂きたいものですね。


契約するか、否かは、話は別としても、

こういう厳しい環境に生きておられる方々を

労う気持ちは持っておきたいものですよね。



「消費者法ニュース」という雑誌を定期購読している真吾オジサンなのですが、

この訪問販売というものは、よく問題視されてはいるのです。


確かに、そう言われてもしようがない面も多いようにも思います。



ただ、真吾オジサンは、こうした訪問販売をされておられる方が、

一様に悪徳商人のように見做されることは良くないことだとも思います。


大体、話が長い傾向があるのですが、

本当に普通の方も多いですからね。




彼ら、彼女らの置かれている労働環境に

ぜひこの機会に、思いを致すことにしましょうね。　＾＾


また、あんまり意地悪をするようなこともよしましょうね。



持ってこられたお話をお断りするにしても、

それなりのお断りの仕方というものもあるはずですからね。



この１８歳の女性や先物関連の女性のような若い方ではなくとも

同じことだと思いますよ。



思いやり・惻隠の情ということを、

この平成濁世では、もっともっと大切にしたいものですよね。　＾＾




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