（株）三恵の倒産（破産）について。

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さて、今回の記事は、（株）三恵の倒産（破産）について書きます。


信用調査会社の発表されたところによりますと、

大阪市中央区上汐に本社のある、

かばん・袋物卸の（株）三恵が、

自己破産の準備に入られたようです。


負債は約２２億６８００万円。


一般企業の販促用のかばん・袋物が６５％で、

レザークロス・天然皮革３５％くらい。


東京都台東区寿と、名古屋市中村区にも支店があったようです。


平成４年１月期には、年商６５億９２００万円の会社でした。


これが・・・


２１年３月期　　　３２億５４６１万円　　　　△４１３２万円

２２年３月期　　　２３億３０７９万円　　　　△３億４７４６万円

２３年３月期　　　２２億７１４３万円　　　　△１億１６７１万円


と酷いことになっておられました。



この（株）三恵さんも、リーマンショックで痺れた・・・

業況が、それによって悪化したのみならず、

デリバティブ損もあったようです。


そして、債務超過へ転落・・・



今回も、信用調査会社が昔に御発表されたものに目を通しております。


これによりますと、このころには、

東京配送センターが足立区にあったようです。


設立は、昭和２５年２月７日。

仕入先には、「（直輸入４０％）韓国　台湾　中国」


マレーシアと中国に子会社があったようです。



かばん・袋物卸で、この年商規模なら、

そこそこの会社だとは思うのですが、

それでもこうなんですよね・・・



かばん・袋物の卸で、笑いが止まらないほどの業績になっている会社って、

今あるのかなぁ・・・

真吾オジサンは田舎者ですので、あまり聞かないのですけどね・・・





ものがあふれかえっておりますよね。

その上、リサイクルも重視されている社会にもなっておりますよね。

こうした社会って、本当にいい社会なの？


エコ・エコと、聞こえの良さそうなことをいい、

循環型社会が云々ということをいうのですが、

あんまりにもこれを言い過ぎると、消費低迷にも繋がって、

問題のようにも思うんですけどね。


少々、エコ・エコといったところで、

またそうした運動のようなことに精を出されたところで、

大震災のようなことがあれば、

そんなものなんて、

本当に屁みたいなことに過ぎないようにも思うんですけどね。



循環型社会を志向するすることは悪いとは思わないのですが、

言い過ぎるのは、どうかな？と思いますよ。



この（株）三恵さんの倒産に限らないことですが、

こうした倒産から、それに至った背景のようなものを

もっと世間では、－特にマスコミでは－

言われてもいいように思いますよ。



消費者や、生活者の背景・利便性ばかりが、

どうも言われて、こうした会社の倒産の背景が言われることが

少ないのではないか？と思います。


こうした背景にも目が向けられないというのは、

真吾オジサンに言わせれば、

多少、歪んだ考えの持ち主の人のようにも思うんですけどね。



もっと具体的に言いますと、

多重債務者が増えて、それは社会問題視されましたよね。

で、その背景のことで、マスコミでも、本でも、

警鐘を鳴らすことが言われ、書かれました。

結果、法改正されましたよね。

で、多重債務者の問題は、完全とはいえませんが、

そこそこ落ち着いてきましたよね。



これと同じように、企業の倒産の問題の背景をもっと言われてもいいのです。

また、警鐘を鳴らすことが言われ、書かれてもいいはずなのです。

「こういう企業倒産が起こったことは、社会問題である」とね。



これをもっと言わないので、歪んだ社会・世論になっているように思います。


また、子供じみた論理が横行しているようなことになっているようにも

思います。




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