（株）大徳の破産について。 その２

リンク・フリーです。


さて、今回の記事も、（株）大徳の破産について書きます。


まだ、昨日の記事をご覧になられていらっしゃらない方は、

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この大徳さんは、平成２２年８月の展示会の失敗もあって、

－そうなった原因には、幹部社員のサボタージュもあったようです－

９月に、支店の閉鎖・人員の削減の決意したのです。


さらに、外部から「経営コンサルタント」を呼び、

再建を考えられたようなのです。

しかし・・・


この経営コンサルタントは、混乱をさせただけにしかならなかったのです。


で、この経営コンサルタントとの契約を１１月２日に打ち切ることにしたのですが、

これだけの期間で、かつ混乱させただけにもかかわらず、６６０万円も報酬をとったようなのです。


別のコンサルタントに頼み、１１月１９日に、再生計画を作成したうえで、

金融機関に支援の要請をされたようです。


１２月２日、某銀行から、信用保証協会の保証付きなら、という返事が返ってきたそうです。

６０００万円の融資をするということだったようです。

しかし・・・


１２月３日、信用保証協会から、保証することは難しいとの返答があったようなのです・・・


いろいろな方々に、お願いをされたようなのですが、

１２月４日、融資を受けることができないことが確定されました。


そして、１２月６日に、１７００万円の手形の決済ができなくなられたということのようです。



真吾オジサンの父は零細企業の有限会社を経営していて、

数年前に倒産の危機だったことがありました。

まさに、倒産前夜だったのですが、そのときに真吾オジサンが父の会社を助けようと思い、

３年ちょっとで、対外的な債務をゼロに持っていった経験があります。


そのような稀な？経験をさせて頂いた真吾オジサンなので、

この（株）大徳さんの経営をされておられた方の気持ちも、

多少なりとも、汲むことができるような気になっております。


真吾オジサンは、父の会社を手伝い始めた最初の１カ月で、

体重が、１０キロ以上も落ちました。


喉にモノが通らないのです。

毎晩、安酒を飲んで眠りについておりました。

隙っ腹に、酒が入るとよく効くのです。　＾＾；


このような経験をした真吾オジサンですので、

どうしても、この（株）大徳さんの経営者の方に肩入れをしたくもなるのですが、

「経営コンサルタント」を入れたのはどうだったでしょうか？


もう、よその人を入れないと、どうにもならないほどのことになられていたのかなぁ・・・


給料の遅配も、真吾オジサンは、父の会社で経験しました。

それで、去って行ったパートのオバサンもおりました。


１０年以上も、父の会社にいたパートのオバサンなのですが、

「こんなことまで言われるのか・・・」ということを言って、去って行きましたよ。


この（株）大徳さんのことで、そのころを思い出しました。


真吾オジサンに言わせれば、この（株）大徳さんには、

体を張ってでも、会社を守ろうとする人材が不足していたのではないかと思う。

「全部、俺が泥をかぶってでも、会社を再建させて見せる」くらいに思う人が

いなかったように、真吾オジサンには見えます。



でも、また何らかの形で、この（株）大徳さんの関係者の皆様は、

呉服の業界に御貢献をされて下さいね。

宮内庁に製品を納入をされていたことは、どこの会社でもできることではないことですよ。

そういうお仕事ができていたことは、素晴らしいことだと思いますよ。

誰でもができるようなことではない経験を、折角されたのですから、

それを次の職場でも活かして下さいね。


会社は残念ながらなくなってしまわれたのですが、

ここでご経験をされたことは、必ずや次にされることで活かせるはずですよ。

また、ぜひ、活かして頂きたいものです。

（株）大徳の関係者の皆様には、そのスキルがあるはずだと思いますよ。


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