名義貸しについて。

さて、今回の記事は名義貸しについて書きます。


これは、クレジットでしばしば問題になっている問題なのです。


呉服販売の大手の会社でもこのようなことをしているようなのです。

業者さんなら、よく御存じであろう、Kグループも、そういうことをしているようです。

数年前に新会社となって、いまは、新Kグループとなっております。


こう書けば、業者さんなら、ピンとくることでしょう？

Kグループがどこの会社を指しているかは・・・　＾＾；


「呉服過量販売被害救済の手引き」に、このKグループの過量販売のことが書かれてあります。


このKグループでは、販売員は歩合制になっているのです。


１か月の平均的なスケジュールは、着物と雑貨の展示会がそれぞれ２回あり、

展示会前にはミーティングががあるのだそうです。

このミーティングでは、「～日に、～を連れていく」という予定を報告し、

その人がどれだけの額のローンを組み得るかを会社側が事前に信用調査していたというのです。　＾＾；


で、限度額いっぱいまで、ある顧客にローンを利用させる場合もあるわけなのですが、

こうなったからといって、顧客に売り込むことをやめることはないのです。


ある顧客のローンが通らなくなった場合には、

歩合制の販売員に、K社の社員がこういうのです。

「友達なんだから名義を貸してあげなさい。お友達からあなたに払ってもらえばいいでしょう？」と。


この「呉服過量販売被害救済の手引き」によると、

このK社では、一般的にこの「名義貸し」が行われていたというのです。　＾＾；

ほとんどすべての歩合制の販売員さんが、この名義貸しをさせられていたというのです。　＾＾；


それだけではないのです。


K社の社員は、名義貸しをさせるときに、

「半分は自分の名義でやってあげるから・・・」などとうまいことをいって、

名義貸しをさせていたというのです。


しかし、K社の社員が支払っているような様子ではなかったらしいのです。　＾＾；


阿漕ですよね・・・


実は、この「名義貸し」のことを書いたのは、

多分、この「名義貸し」が増える・増えた可能性があるのではないかと思っているのです。


クレジットの総量規制ができて、悪徳企業が生き残るために、

この「名義貸し」が横行する可能性があるのではないかと思っているわけですね。


巧妙化した手口で、「名義貸し」をさせることが考えられると思うのです。



このブログをご覧の貴方、

業者さんでも、消費者の方でも、決してこの「名義貸し」に近づいてはなりませんよ。

こんなことを持ちだしてくるような企業・輩は、碌なもんじゃないのです。

こんな話を持ち出してくること自体が、問題なのです。


無責任な人からいろいろと言われても、決して名義貸しをしては駄目ですよ。

これは断言してもいいことです。

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