統一的消費者法典について。

さて、今回の記事は、統一的消費者法典について書きます。


「統一的消費者法典」とは聞き慣れない言葉ですよね。　＾＾


実は、消費者問題の先生方が、この「統一的消費者法典」を実現をさせようと、

頑張っておられるのです。


即ち、消費者法を統合させようとされておられるのです。


もう少し説明が必要ですよね。


消費者関連の法律がいろいろとあるのですが、

これを将来統合して「消費者法典」にしようとされていらっしゃるのです。


こうするメリットは、

①統合して「法典化」し、全体の見通しのきく形にする

②法律相互のすき間をなくす

③一元化された消費者行政との確保する

④消費者法の地位を全体的に高める

ということがあるそうです。


直ちに全ての統合は困難が予想されるために、

第一段階として、

消費者契約法・景品表示法・特定商取引に関する法律を統合し、

第二段階として、

割賦販売法・製造物責任法などの統合を行い、

「消費者法典」に、それを発展させようとされていらっしゃるようです。


確かに、すき間対策にはいいように思います。


また、消費者関連の法律も結構あって、頭がこんがらがってくることがあるのです。　＾＾；

消費者にも、業者さんにも、分かりやすくなるような法改正となるようでしたら、

歓迎すべきことのように思います。


ただ、こうした運動をされている・けん引されていらっしゃる先生方にお願いがあるのですが、

悪質消費者問題に配慮して頂きたいように思っております。


消費者問題に当たっておられる当事者の先生方の方から、

「我々の活動は、悪質クレーマーの方棒を担ぐためにしているのではない。

　だから、統一的消費者法典と合わせて、悪質クレーマーに消費者法を悪用されることのないよう、

　このようにも提言する！」

とかも、言って頂きたいように思います。


こう胸を張って言えないような消費者運動などは、

真吾オジサンに言わせれば、まがいものの消費者運動だと思います。

さほど、志がある運動のようには、失礼ながら、思いませんね。


優秀な消費者問題の先生方からの、こうした奮起の提言を期待しております。


このような勇気のある提言もできてこそ、

多くの方々から愛され、感謝される消費者運動になるのではないでしょうか？

真吾オジサンはそう思っております。




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