宝石店の労働環境について。

さて、今回の記事は、宝石店の労働環境について書きます。


宝石販売の最前線の販売員さんと思われる方々から、

しばしば、このブログにコメントがございます。


「この先、この業界、どうなるんだろう・・・」とか、

内緒のコメントのメールが届きます。


※　拍手をすると、コメントできるようにもなっているのですが、

　　コメント欄に表示されたくないことをコメントされたい方は、

　　これをご利用のほど。　＾＾


その中に書かれて内容には、

驚かされることも多いのです。

「ありえないだろう・・・」ということが多いのです。


このコメントの内容が嘘であるといっているのではないですよ。

「こんな阿漕な会社があろうとは！！！」ということです。



宝飾品の販売というものは、

顧客は、中高年の女性としたものです。


この中高年の女性というものは、

失礼ながら、一部例外を除いて、

まずは、図々しくなっているものなのです。


こういった顧客に、宝石店の販売員は向き合わざるを得ないのです。

そんなものなのです。

正に、感情労働なのです。


大変なストレスですよね。


のみならず、会社内部でも、販売員さんを

どうも使い捨てにしているところが多いように思います。


まあ、販売員さんに限らないことでもありますが・・・



こういった会社のやり方は、善意的に取れば、

生き残るためともいえるのでしょうが、

それにしても、限度というものがあると思うんですよ。


厳密に言えば、完全に法令順守の会社なんて、

事実上ないといっても差支えはないと思います。

しかし、だからといってここまでするか・・・のようなことを

してよいとも思いません。


でも、これが宝石業界には多い・・・




先日の記事に書きましたが、

（株）ジュエリー・フォンドの某役員は、

従業員からお金を借りていたそうです。

その従業員から、お金を借りる時には、お涙ちょうだいなことをしていたそうです。

しかし、借りてさえしまえば、もうこちらのもの、

と言わんばかりなこともその役員はしていた

というコメントが届いたこともあります。


これ、従業員の立場からすると、

非常に断り難い話に違いなかったと思うんですよ。


どうも、これと五十歩百歩な話が多い・・・　＾＾；



こういうコメントが届くたびに思うのですが、

消費者の方にしても、宝石店の販売以外の仕事をされておられる方でも、

その会社の役員の方でも、いくらなんでも、もう少しは、

販売員さんに対して、御理解と愛情を深めて頂きたいように思います。


のみならず、人並みの仕事をされておられる宝石の、

別のセクションの業者さんにも御理解と愛情を深めて頂きたいように思います。



大体、労働集約的な仕事って、こういう面が未だに多いように思うのですが、

いろいろな面から検討をして、

少しずつでも、改善の方向に向かうといいなと思います。



　宝石メモ・ブログ　感情労働について。

　宝石メモ・ブログ　新老人について。　その１

　宝石メモ・ブログ　ババア問題について。

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