国内時計市場の崩壊について。

さて、今回の記事は、「国内時計市場の崩壊」について書きます。



（株）矢野経済研究所さんが、１１月１１日に公表された資料によると、

２００９年は、腕時計・掛け時計・置時計・目ざまし時計などの

小売での売上が、前年度（２００８年）に比べて、

何と、６９，１％に止まったそうです。　　

金額は、４，４０５億円だったそうです。


腕時計の売り上げの大不振があったようです。

（腕時計は、前年度比、６７、７％!!!　だったそうです。　　）


これは、酷いなんてもんじゃないですよ・・・


リストラをいくらしたところで、

この売り上げの急落には追い付かないように思います。


真吾オジサンの住んでいる広島市では、全国チェーンの某大安売りの店に、

某有名時計メーカーのこの腕時計・掛け時計・置時計・目覚まし時計が

所狭しと、山のように置いてあります。

高額の時計も、安価な時計もです。



真吾オジサンは思うのですが、この某有名時計メーカーさんは、

販路をもっとお考えになられた方がいいと思いますよ。　　＾＾；

そのうち、小売店だけの問題では、多分すまないように思いますよ。

（これだけ落ち込むと、もう、そうなっているかもしれませんね。）


でも、この問題を考えるとき、引っかかるのが、

公正取引委員会の存在なのです。



真吾オジサンは、今の日本には、良くないとされる、

「再販売価格維持」をもっと認めた方がいいと思っております。


寧ろ、「再販売価格維持」を

積極的に認めた方がいいとさえ思っております。



町の宝石店のオヤジさんは、時計も扱っておられるところが多いので、

この記事を書きました。


宝石も駄目、時計も駄目・・・


宝石を扱わない時計の専門店だったら、どうなることでしょうか・・・

前年度に比べて、売り上げが３０％以上も落ちると・・・


この数字は、全体の平均なので、時計屋さんの中には、

半分以上落ちたところがあっても不思議ではないわけです。

どうやって、経営ができる・続けられるのでしょうか？


一過性のことであるよう、祈らざるを得ません。

こんなとこが続くと、本当に死人が出ますよ。



やっぱり、今必要なのは、消費者保護じゃないよ。

事業者保護の方だよ。

それも、急いでしないと・・・

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