消費者の後を追う会社について。

さて、今回の記事は、消費者の後を追う会社について書きます。


どの業種でも似たようなものだと思うのですが、

今時分は、何の仕事でも、移ろいやすい消費者の嗜好に対応すべく

企業は対応を迫られているように思います。


過当競争になっているので、どの製品・サービスでも、

少々のことでは、長年に渡って

その製品・サービスで数字を安定的に取れなくなっているように思います。


ライフサイクルが短くなっているワケです。


企業は、これに対応をし続けないとならなくなっているのです。


大変なことですよね。　＾＾；


子どもがしょっちゅうころころと好みが変わるのに、

その親もそれなりに対応し続けないとならないようなもので、

企業側としては苦労が増えている御時勢のように思います。


企業側が、発信・提案するよりも前に、消費者がもっと前に進んでいることも、

最近では、珍しいことでもないですよね。


で、企業が遅れをとらないように、必死に追いかけている構図があると・・・


こういう風に多くの企業がなっているように思います。


う～ん・・・



こういう平成の濁世の姿を思うと、

企業は、やはり何らかのオンリー・ワンを持っていないことには、

生き残ることさえも大変な時代のように思います。



「虎屋」の「饅頭」のようなものを、

それぞれが持てるように頑張るべきなのかもしれませんね。


まあ、率直に申し上げて、饅頭なんて転がっている商品ですよね。

特別に「虎屋」ではなくても・・・とも思いますよね。

しかし、そうは言っても

「やはり、虎屋の饅頭」と思ってしまう・・・　＾＾


広島の「もみじ饅頭」でも、似たような製品を作ろうとすれば、

技術的には、その気になれば、別に広島でなくても作れると思うんですよ。

でも、「やっぱり、広島に来たら、もみじ饅頭を」と思ってしまう。　＾＾


消費者の方が、話のネタにでもと、一度は食べたくなる・・・



こういうブランド力を、それぞれの企業は持ちたいものですよね。

こういうブランド力を持てれば、

消費者の後を必死に追いかけるようなことにはなり難いことでしょうからね。　＾＾


過当に過ぎる競争関係に巻き込まれにくくなれると思います。



また、こういうブランド力のある会社・製品・サービスの登場も、

同業他社は、兎も角、多分、多くの消費者も歓迎をされるのではないか？

と思います。


饅頭でなくとも、お好み焼きでも、ケーキでも、ラーメンでも、

アパレルでも、宝石でも、呉服でも、

こういう方向で、生き残る道を模索してもいいように思います。


また、一部、こういうことにもチャレンジをされることをしても

会社でしていいのではないかと思います。


こういう会社、規模はたとえ小さくても、真吾オジサンは好きですね。　＾＾

どこか、応援したくなります。



ところで、人伝の話では、デパートで、あるショップは、

他のショップで売れた製品をチェックして、

そのモノマネ商品を、速やかに作れるようにしている会社もあるとのこと。

モノマネを、ビジネスモデルにしているというのです。　＾＾；

そして、一番売れる時期に、

その商品をズラリと並べるようなことをしているそうです。　＾＾；


これも生き残るためには、必要なのかもしれませんが、

しかし、企業・ブランドのコンセプト・アイデンティティというようなものも、

もっと大切にされても・・・と思いますよね。　＾＾；


この会社、今でも生き残れているのかな？

ちょっとだけ、気になるところです。　＾＾



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