（株）フォー・アンド・コレーの倒産（民事再生法適用申請）について。

リンク・フリーです。


さて、今回の記事は、（株）フォー・アンド・コレーの倒産について書きます。



信用調査会社の発表されたところによりますと、

２０１１年５月３１日に、東京地裁に民事再生法の適用の申請をされたようです。
 

ブランド・「ジョイアス（Joias）」の会社です。

そう、百貨店に、この「ジョイアス（Joias）」のブランド名で出店されておられたところです。


２０代の前半の女性をターゲットにされた婦人服や服飾雑貨を販売されておられました。


あの「東京ガールズコレクション」にもご参加をされていらっしゃいました。

平成２１年には２５店舗くらいを運営されて、年商は３５億円くらい。



平成１７年に設立をされた会社なので、後発企業ながら、

よくご健闘をされていらっしゃったようにも思うのですが、

やはり、この（株）フォー・アンド・コレーさんも、

個人消費の低迷の問題に頭を抱えるようなことになっておられたようです。



で、２２年１月期には、１億円以上もの赤字になられたようです。



ある企業の傘下に入り、経営陣も一新された上で、

立て直しを図られた御様子なのですが、

ここ最近の景気の一層の冷え込みで・・・


店舗も１７店舗まで縮小・・・


ついに、今回の事態となられたようなのです。



う～ん・・・


真吾オジサンの年齢では、この２０代前半の女性のお考えになられることは、

ほとんど宇宙人のようなものですから、

あれこれと書くのもどうか？と思うのですが、

最近の若い方は、お金を使わない、ということを

しばしばマスコミで報道されていますよね。


使うところには、ドンと使って、

使わないところには、てんで使わない・・・

とか、書かれていたものを読んだ記憶があります。


こういう面もあったのかなぁ・・・


この信用調査会社の資料によりますと、

１８年２月期、即ち、初年度の売上高は４億９０００万円。


いっぺんにそこそこの大きさにさせた企業のようです。


売上が、グングンと伸びることは、

それは会社にとって目出度いことに違いないのですが、

一面、財務内容の脆弱さでこけることも、しばしばあります。


また、会社が大きくなったものの、

人材がその規模の会社の人材らしくなれていないことも、

こうした信用調査会社の本には、しばしば指摘されておられることです。

急拡大に人がついていけなくなっているわけです。


このあたりのことは、この信用調査会社の資料からは分からないのですが、

もしかしたら、そういう面もあったのかもしれませんね。



まあ、でも民事再生なので、一応は会社は残るワケです。


大震災後で、かつ倒産というブランドイメージを

大きく損ねるようなことになったので、

再建の道は、本当に、茨の道となることでしょうが、

この世代の女性のキレイのために、奮闘をして頂きたいものですね。


多くのこの世代の女性も、それをきっと期待されていらっしゃいますよ。　




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