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さて、今回の記事は、(株)ポロの倒産(破産)について書きます。
信用調査会社の発表されたところによりますと、
大阪市中央区大手町の(株)ポロさんが、
自己破産の準備に入られたようです。
福岡市博多区に支店のある会社です。
女性向けアパレルの会社でした。
真吾オジサンは、随分前の信用調査会社と別の資料にも
今、目を通しております。
その資料によりますと、以前は、名古屋市西区南堀越にも
営業所があったようです。
もともとは、大阪市天王寺区堀越町でこの会社を設立されたようです。
昭和60年8月に今のところへ移動されました。
資本金は3,000万円。
設立は昭和46年6月1日。
ブランドは「レディスイン・ポロ」「プチラバン」「ダナウェイ」「イニシャルワーク」「フェアリー」
少々、古いので参考にはならないでしょうが、
平成12年から16年までの数字を書きますと、
業績 売上 当期利益
12/8 1,485,374 34、415
13/8 1、440、285 5,943
14/8 1,276,576 592
15/8 1,238、471 243
16/8 1,269、190 2,958
単位は千円です。
仕入先をここで書きたいのですが、
徒に、信用不安を起こしかねない懸念がありますので、内緒ということで。
販売先は、有名デパートの名前も出ております。
専門店向けが80% 百貨店向けが20% くらいだったようです。
「レディスイン・ポロ」の売値は、1~3万円程度のブランドの製品だったようです。
ピーク時は平成8年で年商は17億円近く。
申告所得も1億円を超えていたようです。
しかし・・・
19年には、特別損失で8200万円の大幅赤字となり、
20年・21年も赤字になられたようで、債務超過へと転落されました。
その後も苦戦され、ついに今回のこととなられたようです。
上記の数字を拝見しても、じり貧傾向だったことは否めないと思います。
ただ、17年には直営も始められたようで、
これで14億以上の売り上げに回復されたようなのです。
ただ、20年には売上が10億円を割り込むようなことになられていた御様子です。
この規模のアパレルの会社なら、まあ、全国各地にありますよね。
また、大概のところは苦戦されておられますよね。
要は、ユニクロのようなSPAの会社や、中国製に食われているのです。
個人消費の低迷も勿論ありますしね。
真吾オジサンは、この倒産劇にも、
少なからず、デフレの影があるように思うのですが・・・
このあたりはどうだったんでしょうね?
このブログをご覧の貴方、
今の中小企業のアパレルの会社はこんなもんなんですよ。
このくらいの数字になっている会社なんて、各地にあって、
珍しくも何ともないようなことになっているのです。
おしゃれをされることは、キレイになれる・カッコよくなれるだけではなく、
今時分は、人助けにもなるのですから、
ぜひ、おしゃれを楽しむようにしましょうね。 ^^
また、大手アパレルでなくてもいい仕事をされておられる会社も
本当は多いのですよ。
ぜひ、中小のアパレルの会社にも注目しましょうね。 ^^
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