経営不振企業は１００％赤字隠しをしていることを知りましょうね。

リンク・フリーです。



さて、今回の記事は、

経営不振企業はまず１００％赤字隠しをしていることに

ついて書きます。


こういうもんなのですよ。　＾＾；


以前にご紹介をさせて頂きました、

「図解　倒産しそうな会社が見る見るわかる」という本に、

これに触れているところがありました。


引用させていただきましょうね。

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３８　粉飾決算をしている


赤字隠しも黒字隠しも、ボディブロー同様、あとからジワジワ効いてくる



●　経営不振企業は１００％赤字隠し


日本の企業のほとんどは、大小を問わず

決算の粉飾（偽造）をしていると見ても間違いない。

儲かっている企業は税金逃れのため利益の過少申告を行い、

経営不振企業を悟られたくない企業は

見せかけの利益をデッチ上げる。

脱税御三家（パチンコ店・医者・建設業）と言われる業界の

涙ぐましいほどの懸命な脱税工作と、

それを摘発する税務当局との虚々実々の攻防は

映画の題材にすらなっている。

権力者への賄賂と税金逃れは洋の東西を問わず、

古来より絶えることがない。

さらには、経営不振企業のほとんど１００％が

赤字を隠しているということにも注目したい。



●　累積赤字二月商分で要注意


１９９７年夏に相次いで倒れたゼネコン三社は、

合わせて５０００億円もの回収不能債権や

資産の目減りを隠していたし、

自主廃業に踏み切った山一証券は、

２０００億円近い簿外債務を海外の子会社に押し付けていた。

公認会計士が監査し、投資家に対するディスクロージャーが

義務付けられている上場企業にしてこのありさまなのだから、

個人企業と体質の変わらない中小零細企業は推して知るべしだ。

中小零細企業の財務諸表は入手が難しいし、

たとえ手にしたところで粉飾を見抜くことは素人では無理であり、

専門家の判断を仰がなければならない。


赤字隠し企業はすべて要注意ということになる。

とりわけデッドラインともいうべき二月商分を超える累積赤字を

隠している企業に対しては、

倒産への坂道を転がり落ちる直前であるから、

債権保全措置をとるか、一目散に逃げ出すかを判断しなければいけない。


一方、黒字を隠して税務当局から摘発される企業は

儲かり過ぎ企業だから安心かというとそうではない。

黒字を隠す企業は、赤字になったときにも必ず粉飾決算をする。

隠し癖が身についてしまっているからだ。

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こう書いてありました。


そうだろうなと思います。


この本、少々古いものなのですが、

今現在でも、同じことはいえるように思いますよ。



企業が発表・公表されるものは、

大本営発表のようなところはあるものなのだということを知りましょうね。

良かれ悪しかれね。　＾＾；



ただ、企業がこうする・こうせざるを得ない面にも思いを致しましょうね。



こういうことも見える方って、無駄に年を重ねた人とは

全く異なる様に思いますよ。



ただ、こういうことは所詮は望ましいことではないことも知りましょうね。

よくよく知っておきましょうね。


結局、傷口を広げることにしかならなかったことの方が多いように思いますよ。




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