展示会における信販会社の従業員について。 その２

さて、今日の記事も、昨日の続きです。


この本には、こうも書いてあります。



第３　信販会社の従業員に対する告訴・告発


３、これまでに、信販会社の従業員を刑事事件で立件した例は聞かないが、

　　悪質事案については十分に犯罪として立件できる余地があり、

　　このような立件がその後の過剰与信等の被害の防止に

　　大きな影響を与えると思われることから、

　　今後は信販会社に対する告訴・告発を積極的に活用すべきである。



とこのように思われていらっしゃるようです。

一罰百戒ということでしょう。


確かに、一度と言わず、数回刑事事件にした・なっただけでも、

大手・中堅の信販会社もショックを受けるでしょうね。

「本気だ！」となると思います。

改善は急速に進むことでしょうね。

今まで、ほとんど役に立たなかった行政の通達以上にこたえるに違いないなと思います。



ただ、昨日の記事にも書きましたが、現場にいらっしゃる方を捕まえても駄目だと思う。

「やれ」と指示を出したところ、ノウハウとしてそれを拵えた人、

それを黙認していたトップの責任の方が重いと思う。　



ただ、この過剰与信の問題は、今では以前に比べると改善されたと思います。

法律が改正されたので。



しかし、信販会社も生き残る為に、必死になっているところです。

有名無実化されないよう注意は必要だと思います。



真吾オジサンに言わせれば、この信販会社のこのようなことを繰り返す理由の一つに、

やはり「過当競争」の問題もあるように思います。



悪質販売会社を加盟店にせざるを得ないという面も、この問題では見ないとならないと思う。

率直に申し上げて、信販会社も多すぎです。

世間のニーズ以上になっております。

消費者の健全な信販の利用だけでは、信販会社の経営が成り立たないのも事実なのです。

ここも考えないとならない大問題のように真吾オジサンは思いますよ。

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