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リンク・フリーです。 


さて、今回の記事は、愛染蔵問題について書きます。

今回で4回目の記事になります。


3回までの記事でも、相当に驚かれた方も多かっただろうと思います。


さらに、驚いて頂くことになるでしょうね。

まだまだ、この愛染蔵問題については書きつくしてはおりませんのでね。 ^^;


この愛染蔵は、年に6回展示会を開催していたのですが、

非常に凝っていた展示会をしていたようです。



展示会のパンフレットは、原価1500円の動く絵本で、

これで、まず顧客を驚かせていたのです。

意外性を演出していたわけです。


展示会の会場では、非日常性の演出がされていて、

顧客を、兎に角、驚かせ、感動をさせるようにしていたというのです。


真っ暗な部屋に蛍を何百匹も放ったりようなこともしていたようです。

そのマニュアルには、愛と感動を与えると書いてあったそうです。


「顧客カルテ」というのも作っておりました。

ここには、信販会社の与信上限額などが書き込まれていたというのです。


ちなみに、年収の8割程度がその与信上限額だったようです。


展示会の前に、この顧客カルテを元にして、

顧客に売り込む商品をあらかじめ決めていたようです。



そして、展示会に、ターゲットの顧客が来店をされると、

何階にいようとも、1分以内に必ず階段で駆け下り、ひざまずいて、

その顧客に挨拶までしていたらしいのです。


ここでも、わざと息を切らせるような、演技するようなことさえしていたようです。 ^^;



まずは、接客コーナーで、1人3000円程度のお茶菓子でおもてなししたのです。


そして、展示会の会場を、ゆっくりと2~3時間かけて、楽しんでもらうようにしたのです。

ここでは、まだ営業はしないようにしていたというのです。

販売員はホスト役に徹して、会話で楽しませるのです。


昼食のサービスもしておりました。

5000~6000円程度のフランス料理のフルコースをサービスするのです。



こうしておいて、ここまでしてもらって何も買わないと悪いなと思わせるわけですね。 ^^;


そして、あらかじめ決めておいた商品のところに来て、

ここで、売り込むのです。



リピーターの場合には、ブースに入って貰うようにしていたようです。

これで、リピータの自尊心をくすぐるわけですね。 ^^;


展示会の来店客のうち、30~35%程度が購入していたそうです。


しかし、一旦購入しても、何と6割もクレームが来ていたというのです。 ^^;

顧客は、家に帰って、冷静になったわけですね。 ^^;


愛染蔵では、この対策のために、顧客が家に帰る頃のタイミングを見計らって、

電話をかけたのです。

「今、お客様にご購入頂いた商品を、上司が広げて見ています。

 上司も本当にいい着物を買って頂いたと申しております。」と、

クレームと言わせにくいような工夫?をしていたようです。




手が込んでいますよね。  ^^;

問題だと言わざるを得ないと思います。



ただ、問題発言を承知で書きますが、

顧客の図々しさにも、言及しないとならないように思います。



真吾オジサンが、仮に、愛染蔵の顧客の女だったとしたら、

ここまでして貰うまでに、そのサービスをお断りしますよ。

「そういって下さったお気持ちは、とてもうれしいのですが、貴方もお仕事なんで、

 買うか、買わないか分かんないのに、あんまりサービスし過ぎちゃだめよ。」っていうと思いますよ。


愛染蔵の商法は一向にいいとは思っておりません。

ただ、真吾オジサンに言わせれば、図々しい消費者の存在も問題視する必要があると思います。



勿論、いわゆる本当の被害者も多いことでしょうね。

愛染蔵の年商からみても、多分、そうだろうと思います。


しかし、相当数、この図々しい消費者もいたはずだと思います。

愛染蔵問題では、この図々しい消費者の存在も指摘されないとならないと思う。



被害者といっても、絵にかいたような被害者ばかりではないと思っております。


マルチ(まがい)商法の被害者?とされる人が、

本当に被害者なのか?と疑わざるを得ないのと似ているように思います。



(つづく)


 愛染蔵問題について。 その1

 愛染蔵問題について。 その2

 愛染蔵問題について。 その3

 愛染蔵問題について。 その5


 宝石メモ・ブログ カテゴリ【過量販売問題】(タイトル名も分かります)



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無題
クーリエ
宝石・呉服・絵画・アパレルなど何処でも展示会はしてます。
何処の地方へ行ってもお客様はかぶりますから『展示会慣れ』する方はいらっしゃると思います。
『何処の方がサービスが良かった』とか平気で言う方もいらっしゃいましたし。
顧客管理がしっかり出来てると言う見方も出来なくはないですし。
私も問題が無いとは言いませんが、店側と顧客側の両者に問題があると思いますね。

消費者有利な法がありますから、話も碌に聞かず納品してからクーリングオフとかキャンセルとか・・・困った消費者が居る事も事実です。
2011/02/03(Thu)23:36:14 編集
クーリエさんへ
真吾オジサン
コメントを頂きありがとうございました。

姑息な消費者が多い・増えているように思います。

最近では「恥を知れ!」なんて、死語になったようにすら思えます。

何処かの方がサービスが良かったくらいは、真吾オジサンに言わせれば、序の口くらいの発言です。 

ババアなんて連中は、こうしたことを平気でいうどころか、一通りの難癖・言いがかりをつけてくるものです。

愛染蔵の問題でも、ここは見ておかないとならない問題だと思っております。

この愛染蔵問題は、多分、正直なところ、業者さんにとって耳の痛いこともあると思います。

展示会は、良かれ悪しかれ、宝石の業界では普通に行われていることですのでね。

愛染蔵の販売方法と、部分的に重なる面だってあると思うんですよ、展示会という販売方法を取っている限りはね。

真吾オジサンは、業者さんも、消費者にも、節度ということをもっと大切にして頂きたいと思っているのです。

スピ-ド違反でも、10キロの違反と100キロの違反では、話が異なるようなものです。

以前に、クレジットのアドオンのことを書きましたが、これは10キロから15キロオーバーくらいのもので、まあ、見て見ないふりをしていてもいいくらいの問題だとも思うのですが、特定の顧客に、しかも短期間のうちに数千万円も売り込むような販売方法は、50キロオーバー以上だと思います。

問題だと言わざるを得ないと思うのです。

話も聞かず納品してからクーリングオフする顧客も確かに多いように思います。

クレジットで契約していても、平気でそれをする人もいますからね。

加盟店は、クレジット会社に手数料を支払うことになりますからね。

困った消費者というのは、タダで受けたサービスの方は決して言いませんからね。

そこは言わないで、如何に私が酷い目にあわされたかをやたらに協調して言いたがるものですから・・・


愛染蔵問題は、率直に申し上げて、目くそ鼻くその面もあったと思っております。

真吾オジサンは、愛染蔵の販売方法・悪徳性を書きたかっただけではなく、実は、悪徳消費者の姿も書きたかったのです。

ここもいわないとならない問題だと思っております。


真吾オジサンより
2011/02/04(Fri)16:01:53 編集
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