倒産した（株）ココ山岡の粉飾決算について。 その２

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さて、今回の記事も（株）ココ山岡の粉飾決算について書きます。


まだ、前回の「倒産した（株）ココ山岡の粉飾決算について」

をご覧になられておられない方は、

まずは、これをご覧くださいね。



　宝石メモ・ブログ　倒産した（株）ココ山岡の粉飾決算について。　その１


今回の記事は、この続きです。



ところで、B／Lに計上されていると要注意の勘定科目が

あることをご存知でしたか？


この中の一つに「従業員向けの貸付金」があるのです。


これが要注意の勘定科目なのです。

多額になっていると特にそうなのです。



ただ、住宅取得のものなら話は別なのだそうですよ。


問題なのは、この住宅取得とは無縁の「従業員向けの貸付金」なのです。

これが急増していると、要注意も要注意なのです。



これが（株）ココ山岡のB／Lにあったのです。　＾＾；



他には、山一証券もこれをしていたそうです。

山一証券の場合は、倒産間際にこれが急増したのです。


このお金はどうなったと思います？


これ、自社株を買うように向けられたのですよ。　＾＾；

倒産間際のね。　＾＾；


ただ、それが上司の命令だけに、まあ、断れないわけです。

で、数千万円も借りるようなこともあったのだそうですよ。　＾＾；




（株）ココ山岡の場合にはどうだったのか？


これは、ダイヤモンドに向けられたのです。


これまた、上司の命令で買わされたのです。

売れなくなったので、従業員に買わせていた訳です。　＾＾；


これを買わないようでしたら、

「愛社精神がない！！！」などと怒鳴られるわけです。

「君はうちの商品を信用していないのか？」

とも問い詰められると・・・　＾＾；



ただ、（株）ココ山岡の従業員は、

ダイヤモンドの鑑定が偽物だったことを知っていたようで、

誰も信用はしていなかった・・・　　＾＾；



にもかかわらず、倒産間際にはなりふりかまわず・・・

ということだったようです。



阿漕にも程というものがありますよね。　

碌なもんじゃないですよね。　＾＾；



この（株）ココ山岡の事件、多くの消費者の方にも

記憶を風化させないで頂きたいものですね。


テレビコマーシャルとかで知名度のある会社だからといって、

信頼性が高いというものではないのだということも、

多くの消費者の方々に、いい加減に学習して頂きたいものですね。　＾＾；

老若男女を問わずね。



この（株）ココ山岡もテレビコマーシャルをしていたところですからね。


この構図は今でも同じことが言えると思いますよ。

繰り返されるバカな構図だと思いますよ。　＾＾；



ある企業・人の知名度と、その企業・人の信頼性には、

ほとんど関係のないことが多いように思いますよ。

真吾オジサンの経験からでは、そう思いますよ。


知名度のあるなしを問わず、

信頼出来る人・企業は、この平成濁世では、

本当に宝だと、真吾オジサンは思っております。




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